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子供の頃から大好きな絵本作家であったレイモンド・ブリッグズ。
『サンタの夏休み』は、幼少の頃の大のお気に入りの絵本だったし、
『さむがりやのサンタ』ももちろん、
セリフはないけれど、柔らかな絵がハートを鷲掴みにする『スノーマン』も大大大大大~~~好き!!
そんなレイモンド・ブリッグズの絵本の中で、その存在は昔から知っていたけれど、
今まで機会がなかったのと、なんだか怖そうで見ることを敢えて避けていたかもしれない?作品がこれ。↓
『風が吹くとき』 。



先日、図書館で初めて実物を見かけ、読んでみました。
これは、イギリスの片田舎で年金暮らしをしている平和な老夫婦のお話なのですが、
ある日突然、戦争が勃発し、二人は政府の発行したパンフレットに従って、保存食を用意し、
シェルターを用意するなどの準備を始めます。
しかし、核ミサイル投下により、放射能汚染がふたりをどんどん蝕み、衰弱させていく…という物語。
まさに、今の時代に読まなくてはならない、原子力のメルトダウンのお話です。
子供の頃、漫画『はだしのゲン』を読んで、原爆の恐ろしさ、放射能の猛威をありありと感じて
トラウマになりました。
それ以来、「放射能」という言葉が大のトラウマだったので、この『風が吹くとき』も、
できれば自分のそばに置いておきたくない本だった。
けれども、今こうして福島の原発問題が日本の国を大いに悩ませている現在、
放射能の恐ろしさを教えてくれるこの本は、子供から大人までもが一度は読んでみるべき本だと思います。
被曝して衰弱していく最後のシーンは、非常に残酷なものでした。。。。
↓実家にあるスノーマングッズ☆


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