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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ@渋谷O-EAST








昨日は午前中に池袋の職場で働いたあとに、
夜は渋谷のShibuya O-EASTにて森山未來主演のロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観に行ってきました。




わけのわからない、とてつもないエネルギーに一気に自分の魂を持っていかれた感覚。
これがまさに圧巻!!!というものなのか…。



森山未來くん…。
実は今まで全く好きな俳優さんではなかったけれど、
あそこまでやれる!!やりきれる!!!俳優さんだとは思わなかったです。
スクリーンや映像の世界だけでは、彼の凄まじいエネルギーが伝わりきらないように思えます。
それほど、ナマで見た彼の爆弾のようなパワーにはあっけにとられてしまいました。


舞台にかける情熱と、
一寸の迷いもなく、役へ自分の全魂を捧げるあの姿。
役を演じるというより、
もうあのヘドウィグ役そのものだった…!!
そして森山未來くんの、脇目も振らずに無我夢中で舞台の一瞬一瞬を生きている爆発的なエネルギーが伝わると同時に、
彼の相当なストイックさを感じずにはいられませんでした。



性転換手術をして女装した、女性でも男性でもないセクシャルマイノリティの役を
あそこまで極めるのは、並大抵の努力ではないと思う!!!
本当に本当に難しい役柄のはずなのに、
声も口調も動作もあのきわどいセリフの数々も、
全てがもう森山未來ではありませんでした。
目の前にいるこの人は一体誰なんだろう??とわけわからなくなるほど。
どこからどう見てもヘドウィグそのままで、、、、、なんだか酔いそう。


そしてまぁ…歌がうまいこと!!
あんなにうまいなんて知りませんでした。
そこらの2000年代以後のメジャーシーンの歌手でも、いまどきあそこまでソウルフルにセクシーに、
魂の底から伝わる歌を歌う歌手はいないように思います。
「しびれる!!」というコメントがぴったりです。
骨太で荒い声も、腹の底から唸るような情熱も、セクシーな歌い回しも、
とてつもなくセンスがあるとしか言いようがありません。
まさに全身がしびれる、子宮がきゅんきゅんするw、
そんな感覚で魂もってかれた歌唱力でした。



そしてあの、最後に別人の男性役として出てきたときの別人っぷりと
鍛え抜かれた彫刻のような肉体美。



完璧に腹式呼吸でセリフの一つ一つを発声しているから、
上半身裸になったときに腹筋の動きが明確によく分かる。
(職業柄そんなところに目がいってしまう…(笑))素晴らしかった。何もかもが本当に。


彼の映画は何本か観たことがあるけれど、
お恥ずかしながら、別に何かを感じたことはありませんでした。
けれども、彼が引っ張りだこになる理由が、この舞台でよくよくよーく分かりました。
そりゃ、売れるはずだわ。。。。


しかし、彼がそこまで出来る役者だと言うことを見抜いて引っ張り上げた人物がすごいと心から拍手喝采しました。
ものすごーい先見の明!!!
映画でも彼のその辺りの才能が垣間見れたりするのかしら??
また改めて出演作品を観てみよう!


彼はこの舞台でまた一皮も二皮も剥け、
役者として大きく飛躍すると思います。
何十年先も残り続ける俳優となるのでは???????
ともあれ、私は今後、彼を全力で応援しようと思います。


(この夏、私が昔から結構好きだった沢尻エリカさんが際どい演技とセリフに体当たりで挑んでいて
話題を呼んでいたので観にいきましたが…もちろん彼女もめちゃくちゃ頑張っていたのでしょうが、
森山未來くんもそれに負けず劣らず??むしろそれ以上じゃないかと思えるほど、凄いセリフや役に挑戦していて、本当に脱帽でした!!私もオペラの役できわどい演技や演出を求められたことがあるからこそ、
自我を捨て切って役に没頭することのむずかしさとすさまじい勇気、エネルギーの必要性がきっと少しは分かります。)



森山くん、、、、、
今までずっと興味ナシとか顔が好みではないとか、
何がいいのか分からないとか言っててごめんなさい(笑)



目の前でみたステージの上のあなたは美しく、あまりにもかっこよかったです!!!


ライヴ形式のロックミュージカルだったのですが、
70、80年代の古きよきロックミュージシャンが本当に目の前にいるかと思いました。
歌手が本業じゃないのに、あそこまで圧倒的なライヴができるパワーはやはりただ者ではありません。


『ヘドウィグ』は映画バージョンではベルリンの壁の話が冒頭でいきなり出てきましたが、
森山未來バージョンでは、いきなり原発問題の新聞記事や映像がスクリーンに提示され、
殺伐とした色合いと空気の中でバンドメンバーが放射能の被曝帽子マスクをして演奏する演出が、あまりにも現代社会への風刺がすごくてドキッとしてしまいました。


まるで荒れ果てたナウシカのような世界観。
そして第一声が「渋谷は現在○○○○マイクロシーベルト!」


…怖い、と思いながら、
これが今の日本の現状で、
今私たちはそんな時代を生きているんだと改めて思いました。
そしてこの先の未来は、
もっと様々な問題が起こってくるのだということ。



原発にジェンダーに背信行為?にロック魂に、
社会性が強すぎる内容で、笑ったり穏やかな気持ちだけでは観られないけれど、それでもすごい力に圧倒された二時間でした。




やっぱりLIVEの臨場感は他では味わえない、エネルギーとエネルギーのぶつかり合いです!!
映画やテレビ、ネットなど、簡単に情報や視覚映像が得られる今の時代だからこそ、
私は足繁く現場や舞台に出向いて、ナマの素晴らしさを体感し、また伝えられる表現者になりたい、
とより一層強く思いました。



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[ 2012/09/09 08:35 ] オペラ・ミュージカル | TB(0) | CM(0)

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