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毎年恒例コンサートとあれやこれや

毎年恒例の門下生の発表会@Nagoyaが今年も終わりました。

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毎年11月3日になると…。
あの、中村文化小劇場に来ると…。


もうあれから1年も経ったのかと驚いてしまいます。



1年前の楽屋での風景やリハーサルがまだまだつい昨日のことのようで、
1年があっという間すぎて、怖いです。
伴奏ピアニストや先輩方とお話していると、
「矢田ちゃん去年も同じこと言ってたよねーw」なんて言われてしまったり!!
会場に入ると365日のタイムラグを感じさせない光景が広がっていて、不思議な感覚です。


そして1年経って、
学生の子達が精神的にも歌の技術的にも格段に成長しているのをみて、
本当にびっくりしてしまいます!!!
ほんとに、すごい成長ぶり!!!
数年前までは何も分からない状態で先輩たちの中で揉まれていた子達が、
今では立派に、私には出来ないほどのリーダーシップを発揮していたり、
めちゃくちゃうまくなっていたり!!!
まだまだ2~3年前までは初々しかった学生さん達が、
もう社会人や教師となって、仕事と両立させながら出演していたり…。
いつも一緒に歌わせていただいている先輩方は、
留学から帰ってきたり、オペラデビューをしたり、母親になっていたりしながらも、
活動を続けていらっしゃって、

なんにも変わっていないのはむしろ自分だけなんじゃ…とさえ思えてしまいます。(笑)



私はというと、
今年は今まで以上に時間的にも気持ち的にも余裕がなくて、
特に本番前の1週間は何者かに追い詰められている感じがほんとにほんとに嫌だった!!!(笑)




学生さんたちには毎日遅くまで練習しているのに、
私は仕事が立て込んでいてなかなか参加できなかったり、
仕事の繁忙期にようやく休日だーーー!!!身体を休めてゆっくりしたい!!
思いきり寝たい!!好きなことをしてのんびりしたい!!!と心から渇望しているときに
早朝からレッスンが入ったり、夜まで外出して歌ったり、
時間と気持ちが縛られているような状態。
体調も崩したり腰も傷めたりして、体まで不自由な感覚。
もともと型にはまることを苦手とする私が、わずかな自由時間の隙間に入り込まれて
束縛されてるような感覚がほんっっっとーに辛くて、
仕事をしながら舞台に立つことの大変さをとてもとても痛感致しました。。。。




自分の事ばっかり、音楽ばっかりやっていられたら幸せなのに。
でも、今の仕事にも大きな責任があるので、今はまだそんなわけにはいきません!





私の理想としては、
「すべての人・もの・事に感謝の心を込めて、祈るような気持ちで真っ白な気持ちで歌の世界を表現したい」
「来て下さった方々に、自分自身に、周りの皆さんに、楽しさと喜びを伝えたい。」
「芸術の素晴らしさ、美しさ、尊さ、神聖さを表現したい。」

というものを最終ゴールに、芸術の道を学んでいます。


でも…今回は余裕がなさすぎて、
ギリギリまで、そんな気分にはなれなかった。(笑)
最後の一週間は特に、
疲れたー!とかめんどくさーい!!とか、もう二度とやりたくない(笑)とか、
来年は絶対やらないぞ!!!とか、終わったらしばらく歌わないで遊び呆けるぞー!!とか、


そういう、雑念・邪念が頭の中で駆け巡ります。(笑)
私の中に潜む怠け虫が大暴れ!!


しまいにゃ本番当日の、あの体力配分やノドの管理、リハーサルの声出しの配分調整とか、
その合間を塗ってバタバタとヘアメイク、
食事をする時間を計算しながら、
本番直前の舞台袖で出番を待っている間の待ち時間のコンディションの整え方も、
日常にはない、あの独特の緊張感のある1日の過ごし方に、
うぎゃーーー!!と大発狂したくなる思いw




…………気疲れする。(笑)



…まぁ、それすらお仕事、なんでしょうけれど。
アスリートの方々だって同じことですよね。





でもね、せわしくて胃がキリキリする思いなんです。




前日のリハで、声の調子が良くてバンバン出てしまい、
「これ、やりすぎたら明日やばいな…。」なんてヒヤヒヤしながら微調整して、
最後の方は余力を残すために計算して、控えめに出して、
しかし夜寝るときに空気の乾燥でヤラレて、
当日、朝起きたら、げ!昨日のリハのときみたいな潤いがない!!なんて焦ったりして、
しかし今心配で歌いすぎたら本番まで持たないから、
会場着くまで歌うのを我慢しよう!!なんて思って、
いざ会場に行ったら、乾燥で声がガサガサで、
第一声を発してみたら、カサっとする…。
げーっ…と思いながら、まぁいいか、なんとかなるさ、と思い、
バタバタしながら、メイクもヘアも途中のまま
(むしろ顔はのっぺらぼうで、頭もカーラーをとったままの状態で)
ドレスだけ慌てて着込んで、
リハで歌ってみると、思いのほか声が出たので、
本番さながらに本気で歌いまくったら、
あら?これで本番にベストコンディションに持っていけるかしら????
やばい、歌いすぎたかも。これ、あとからノドが疲れるかもしれない!!
しかし乾燥してるなー。ちっくしょー。
…なんていう葛藤が生じ、
そうこうしながら再び洋服に着替えて、
ギリギリにヘアメイクを終えて、
適度な頃合を計って、再びドレスに着替えて出番を待って、
本番直前に舞台そでで、ノドの乾燥とひたすら闘いながら、
自分の登場を待つ…。
というあの感じ。


第一声を出すまでの、あの神経質な時間の過ごし方。
大曲を歌わなければいけない舞台ほど、のしかかるプレッシャーはでかい。



本番直前の舞台袖で待つ時間まで、
「もうやだ!!!もうこんな感情に耐えられない!!!もう二度とやりたくない!!!!!!
早く終われーーー!!!こんちくしょー!!!」
という感情7割。一方で

「やったーーーー!!ついに本番だ!!!!!これでやっと解放されるーーー!!ばんざーい!!!
どかーんと一発失敗しようがどうなろうが、かまして終わろう!!!」

という感情との板挟み。。。。(笑)





…こんな暴露、怒られちゃいますけど、
こんな感じなんです。w

そして、それがいつものことなんですけれども、
今回はね、それがたまらなく気疲れして嫌だった。
久しぶりの休日ぐらい、のんびりさせてくれーーーー!!!
普段仕事でせわしないのに、休みの日も朝からガサガサしなきゃいけないなんて、
とんでもなーーーい!!!


…という感じでしたw






…しかし、苦しみが殆ど、楽しいのは舞台でのほんの一瞬、であるはずなのに、
演奏し終わったときのあの解放感と快感は一体なんなのでしょう?(笑)



あの、爽快なすがすがしさは、他の何にも代えがたいものがありますw


普段、仕事が激務でめちゃくちゃ追い詰められて、
ついに乗り越えたーーー!!!終わったあああ!!!!
という解放感も味わっているはずなのに、
それを遥かに超える、むしろ、それとは比べられないぐらいの、
日常生活では味わえないあの喜びと清々さ。




多分、やっている者にしか分からない境地なのだと思います。
毎日がむしゃらに働いているだけでは得られない充実感が、すべてが終わった後に待っている。


あのマジックにかけられてしまうから、
私は毎年ドツボにハマっているのかもしれない、と思いました。(笑)



もうやりたくない、次回はもう絶対やらない!!と直前では心に誓っていたはずなのに、
あの苦しみの長い長いトンネルの日々がすべて一瞬にしてチャラにされてしまう、
あの本番直後のたまらない高揚感。



10年以上ずっとしぶとく歌い続けてきたけれど、
もうしばらく歌はいいわ。。。
とか、しばらく歌わないで、のんびりするぞーーー!!!
(昔は自分のプライドがそれを邪魔をして、歌をやめることだけは絶対に何がなんでもしたくなかったのに、
もういいわ。。。プライドもへったくれもない、プライドとか今まで積み上げてきたものとか、
全部放棄してとりあえず休む。。。。と、本番を迎える直前まで思っていた。。。w)
と、心に誓っていたのに、
本番が終わった瞬間、うそみたいに歌うことが再び好きになっていてw 
翌日から生徒のホームレッスンで自宅で教え、
自分自身もバンバン歌っているという。。。。なんという舞台の魔力。


でも、本番で掴んだあの感覚を、身につけたくて試したいのです。
そして「もっとこんな練習の仕方があるんじゃないか??」と、
本番前はそんなことを考える気力すら沸かなかったのに、
急に意欲が沸き始めてきたのです。


ひとは私を、残念なひと、と呼ぶことでしょう。(笑)




楽屋も毎年のことですけど、相変わらず笑いが絶えなくて楽しかったしなー。
先輩も「楽屋が楽しすぎた!!」
「最近、追い詰められていたけど楽屋の会話で思いきり笑って癒されたー。」
とおっしゃって下さって(←本番前に思いっきり笑っている私たちって…w)




もう二度と出たくないと思っていたくせに、
来年例え出なかったら、この楽屋の時間もないのかなーと思うと寂しいしなぁ。。。
と思い始めているし(←そんな理由ですか?w)


やっぱりどんなに忙しくても、少しでも舞台に立つことはし続けないと
成長が止まるし、やっぱり出ないとねーとか思ってしまう私。。。。
もっと前々からしっかり練習を積んでおけば、あんなに苦しまなくてもいいしねーなんて
(毎年のことですが)今では思っております。(笑)


ま、きっと来年の今頃も本番前は「もうやだ!!」とか言ってる自分が
目に見えてしまいますが…^^;




今回、本番が終わってから、いつも手厳しい師匠(笑)が

「今日は調子良かったね。いい声で歌えてた。」とか
「矢田さんひとつ乗り越えて、一個抜けたな、と舞台見て思った。」
「いいポジションに入って歌えてたよ。」

と、奨励してくださいました^^
むしろノドの乾燥と身体の疲れと、愚痴愚痴した感情であまりいい状態じゃなかったはずなのに、
本番でそこまで自分を持っていけるようになってきたのかな???





今回は、直前のレッスンで壁に背をくっつけて、
腰の重心と背中を意識しながら(動かしながら)歌うことをし、
「あんたの課題はとにかく腰!!それだけ。」
と言われ、恥骨と尾てい骨の正しい位置をより認識して歌うことをしたら、
今まで考えていた以上に深ーーーいところから声を支えるんだなぁ、
こんなに低くて深いところを意識すると、こんなに楽に声が出るんだなぁ。
という感覚を、これまで以上に明確に得たので、
今回はステージの上でも、



腰!!恥骨!!尾てい骨!!!!





それしか意識していませんでした。
あとは、音楽が引き出してくれる感情に身を任せていただけ。




しかし、それだけを意識をしたことが私にとって吉と出たようです。




夏前から体調不良でノドの調子がおかしくなり、
3か月、万全の状態で歌えなくて、
今まで全く苦労をしなかったなんともない音域で裏返ったり、かすれたり、
気管支が傷つき、声帯異常の状態が続いていました。
レッスンに行きたくても、声がかすれ、
自分の思うような響きが出てこなかったし、
それでも1ヶ月後に、さすがにこのまま休んでいても、
治る兆しがまったくないな、と思い、
まったく潤いのない、ひどいコンディションでレッスンに行くという状況。



そんな状態でも、
レッスンに行くと魔法のように不思議とラクに声が出たんですよ。
家で歌うとかすれてしまって出ないのに。
そんなときも、声帯の調子が悪かったので、とにかく腰や尾てい骨の位置を
意識するように、ただそれだけをずっとずっと師匠に伝えていただいてました。


普通の状態でラクに声が出せなかった分、余計に身体を使うことを、
知らず知らずのうちに意識するクセがついたのかもしれません。



そして、風邪を引いてノドが充血して腫れたおかげで?
ノドに血流が流れて、あの3カ月苦しんだノドの不調が
風邪の復帰と共に一気に治り、


そして以前ブログでも書いたように、
ぎっくり腰になって毎日腰の矯正に行くはめになり、
毎日主治医の力ずくの腰の矯正と、尾てい骨を両手で全力でプッシュされてるおかげで?
よりそのあたりの位置が明確に繊細に分かるようになった…と。



あの苦しんだ3カ月も、直前の風邪とぎっくり腰も、
すべて無駄なことはなかったのだな、と思います。



(腰も風邪もすっかり良くなったし!!)




本番では音楽に感情が導かれる感じがして、
音楽に引っ張っていってもらう感覚があるのですが、
そんな中でも、どこかで冷静に自分と向き合って、シビアに闘っている自分がいる。


舞台を楽しんでいる自分と、冷静に闘っている自分。
舞台の中では2人の自分が同居している。



今回の私の場合、やっぱりそれが「腰」でした。(笑)



この感覚が完全に身についたら、
もっと違う自分になれるような気がする。



周りの人達にも「去年の声とは変わった。良くなってる。」と言ってもらえたのですが、
自分ではずっと不調で、思うように声が出なくて、
迷宮入りをしている感覚があったので、
明確な違いが分かりませんでしたし、
何かを確実に思いきり変えた、という感覚が分かりませんでした。



でも、声が出なかったので、その分、ラクに負担なく出せるように
身体を気遣う割合が以前より増えてきました。
あとは、師匠のレッスンで行った実験(セロテープを使って工夫して歌ってみたり)を
他の曲で試してみたりする、
ただそれだけです。




何かを明確に変えようとか、
今までの自分とは違うことをしよう、なんて何も思ってません。


チェンジした、という感覚より、少しずつ積み重ねてきただけ。
大きな変化なんて全然なくて、少しずつラクにシンプルに声を出すためだけの作業。
(しかも明らかに練習不足だし、時間も足りてないし、残念ながら目の色変えて練習した感じもないし^^;)




…でも、自分の演奏の録音を聴いてみると、
確かに、ひびきが増したような…????



「あれ???私ってこんな声だったっけ???」

なんて思ったりします。





…とは言え、まだまだ課題はたくさんあるしなぁ。
本番の録音を聴いても「ここをこうしたらもっと良かったのに!!」という部分もたくさん。
ひとつひとつが勉強です。



もっともっとレパートリーも増やさなくちゃいけないし、
今まで歌った曲ももっと安定感を増さなくちゃ外で使えないし、
もっともっとやり尽くして!!やりきった!!という満足感を得るまで練習しなくちゃいけない。
そう思うと、嫌だ嫌だなんて言ってる場合じゃないなと今更ながら思います。


私がやるだけやる尽くしたら、
一体どんな演奏になるんだろう????
やりきった!!!もうこれ以上のものはできないだろう、というところまで
行きつかなきゃいけない。
まだまだ足りてないなぁ。。。。。。。




本番が終わって、今は歌に対してとても前向きな気持ちなので、
このテンションを大切にしつつ、今後もいいペースを保って
仕事との両立を頑張っていかなくちゃ!!!





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…とは言え、あの本番までの精神的に縛られた?日々を思い出すと、若干ゾッとしますけどねw




今年は気持ちや時間や体力に余裕がなくて、
敢えて本番を控えめにしていましたけど、
来年はもっともっと外へ外へとチャレンジしていきたいな♪

そのためには、今年・来年のうちにやろうと思っていたことを色々達成して、
本当の意味で歌と一筋に向かい合って行かなくちゃ!!!と思います。





↓写真は、差し入れでいただいた大好きなセゾンファクトリーの商品♪
フルーツビネガーやにんじんジュースなど♪
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ありがとうございました♪




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[ 2012/11/06 23:06 ] 演奏会報告 | TB(0) | CM(0)

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