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レ・ミゼラブル

話題の映画『レ・ミゼラブル』。


私は2回スクリーンで観ました。
(仕事帰りにレイトショーで!)


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まずは映像の美しさとリアリティに最初から最後まで圧倒され

(世界史大好きなので、教科書で覚えた7月フランス革命の史実がかん
あのようにリアルに映像化されると、震えるような感動を覚える!)


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そして、
なんといっても有名なミュージカルなので
聞き覚えのある耳なじみの良いメロディや、
終始贅沢に流れ続ける甘美な極上の音楽!!!


物語がどんなに悲惨で物悲しくても、
その音楽の美しさに救われます。

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そう。どんなに辛く悲しい物語でも、
救いがある。それが、この作品が人気の秘密なのかな。




最初から最後まで、
飽きることのない2時間半でした。




もともとミュージカルが大好きなわたくしですが、
これまでに観たミュージカル映画の中でも、かなり上位にランクインしそうな作品です。




例えば『シカゴ』のような、
いかにもザ・ブロードウェーミュージカル!!!
ALL THAT JAZZ!!!
みたいなノリの作品も大好きですし、
(『ヘアスプレー』とか『バーレスク』みたいなノリの作品もたまにはね☆)
カトリーヌ・ド・ヌーヴの出演している『シェルブールの雨傘』や
『ロシュフォールの恋人たち』みたいなフレンチポップ色全開!!のおしゃれなテイストもとても好きだし、
あとは古き良きアメリカ映画の『雨に唄えば』みたいなクラシックなものも好きですが、

(『サウンド・オブ・ミュージック』は私の中で別格!ですので省略。)


この『レミゼ』は
舞台の豪華さも音楽の作りこみ方も、
アメリカのブロードウェーのjazzy&rockな流れではなくて、
ヨーロッパのとても贅沢なオペラの流れをそのまま汲んでいる感じが、
とても大好きです。


オペラ出身の私としては、
あの豪華な合唱シーンも、3重唱などの作り方なども、ばりばりオペラ!!!な感じで、
とても嬉しいです。

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images.jpg

とにかく音楽が綺麗で、
それに浸るだけでも観てみる価値は十分にあります。


私のお気に入りは、
この映画を見る前から大好きだった『オン・マイ・オウン』や、
ぎゅっと切なく胸を鷲づかみにされる『夢やぶれて』などはもちろんのこと、
それと同じぐらい、いえ、むしろそれ以上に、ラストシーンなどにも登場する
『民衆の歌』の臨場感たっぷりな合唱にとても心おどらされます!!!



動画『民衆の歌』“Do you hear the people sing?”


感動的なラストシーンの『民衆の歌』の動画



↑クリックしてみてください☆



合唱といえば、勇ましい『Red and Black』もとても好きです。
オペラやミュージカルの舞台などを何度か経験していると、こういう合唱シーンは
舞台上で鳥肌が立つような感動的なエネルギーをもらったりするんです。
これらの曲を聴くと、あのゾワゾワ感を思い出して、また舞台に立ちたくなってしまいます!


動画『Red & Black』


それから、ちょっとマニアックですが
ラッセル・クロウ演じるシュベール警部の心の葛藤を描いたこの曲もとても好き。↓


『STARS』
↑このシーンの夜のパリのセーヌ川&ノートルダム寺院を望む映像もまたとても素敵で圧倒されてしまうんです。
悪どい男?だと思っていたシュベール警部の心の弱さと信念が覗き見える、
とても深い曲だと思っています。



そう。
この物語は、誰もが自分なりの『信念』と『良心』を全うして生きています。
(インチキペテン師夫婦も出てきますけど。(笑))
悪だと思っていた人が悪ではなかったり、
善だと思っている人が、世の中では悪だとされていたり、
誰もがそれぞれの「正義」を持って、自分の使命を全うしていようとしている。
それが例え、血みどろの闘いであっても…。


それがとても切なく悲しいのです。


この世の中が『アンパンマンとバイキンマン』とか『マリオとクッパ』(笑)とか、
『仮面ライダー』『ウルトラマン』のように、
はたまた映画『ダイハード』のように、
正義と悪、善と悪が単純に二極化されれば分かりやすいのだろうけれど、
現実はそんなに単純にはいきません。


西洋哲学は古くからのキリスト教精神の神とサタンの『二元論』、みたいな考え方があって
正義は勝つ!悪は滅びる!!みたいな極論の結果、戦争や革命が起こるイメージがあります。


しかし、


モーツァルトのオペラ『魔笛』なんかは、
正義だと思っていたものが実は悪だったり、
悪だと思っていたものが実は正しかったり、みたいな物事の展開の逆転が起こり、
それが若い頃はワケ分からなかったものですけれど、
とにかく善も悪もないのだなーなんて、物の見方を覆されたものです。



また、レミゼの原作者ヴィクトル・ユーゴーと同じフランス人のヴォルテールも
(なんだかフランス人はこういう教訓を残す作品が多いイメージw)
ミュージカル『キャンディード』(原作カンディード)で、
「善も悪もない世界」を説いていました。


専門ではないのであまり詳しくはないのですが、
古くからはびこっていたキリスト教社会に対する反論?反逆的立場だったのでしょうか。
(しかし、イエスキリストの説いた愛の説法は本来は二元論ではないと信じているわたくし。)



この『レミゼ』にも、
苦しみの中でも魂の救済があり、
人々の優しさやそれぞれの正義があり、
だれもが悪ではなく『良』なのだと思わされます。


人と人は闘い、滅ぼし合っているように見えても、
実は人と人とはお互いのやさしさに触れ合って、助けられ救われ続けているのです。


憎しみや怒り、闘いを嘆くことよりも、
そんなささやかな愛に気が付けるようになれるといいのにな。






…ま、基本的にハッピーエンドが大好きな私としては、
最後に、ほとんどみんな死んでしまって悲しいんですけど(涙)

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↑この、私が最初からかっこいいーーー!!と目をつけていた学生さん(笑)(※アンジョルラス)の
最期の死に様?降参の仕方は最期まで男前でした…。
敵軍に窮地に追い詰められてどうすることもできず、もうダメだという死に際の直前まで、
堂々として、自分の信念を捨てなかった。

そういう生き様に潔さと凛とした姿勢を感じるのです。


戦時中の日本の特攻隊なども、そうでしたよね。
結果として武力になってしまうことには反対ですが、
自分の身を投げ打ってでも信念を胸に抱き、立ち向かっていこうとする、
そういう気持ちは私もどんなときでも忘れずに持っていたいと思うところ。



さて。
そんなこんななこの『レミゼ』ですが、
その他の感想としては、



映画『プラダを着た悪魔』で、めっちゃかわいいーーーーー!!!(≧▽≦)と思っていた
アン・ハサウェイの悲惨さといったら、なかった。
あまりにもすごすぎて、驚いてしまいました。

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『プラダ~』では、見る見るうちに都会的でスタイリッシュなモード系に変身していく姿に
毎回毎回、なんて綺麗なの!!!と思って観ていました。
そんなわけで、プラダ~のファッショナブルさはオードリー・ヘップバーン主演の
『パリの恋人』と重なるものがあって、とてもお気に入りのひとつなのですが、


レミゼでは、あの巨大スクリーンのドアップでもなりふり構わず
悲惨さを熱演しているところに、大女優の魂を感じました。
まさにアッパレ!です。
ここまでやれと言われたら、できるだろうか???
少なくとも日本のアイドル女優にはあそこまでは無理だろうなぁ。。。。

アカデミー賞助演女優賞をゲットするのもうなずけます!



また、映画『マンマ・ミーア!』でこちらも可愛い~~!と思っていた
アマンダ・セイフライドちゃん。

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この方はこちらの映画でもお変わりなく
可憐で美しいままでした。魅力的な笑顔と雰囲気をもつ女性ですね。


ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンも
ラッセルクロウも良かったし、
ハリー・ポッターをはじめ、しょっちゅう色んな映画でお見かけする
ボナム・カーターもすごく良かったですけど(コミカルで!)


やっぱり一番注目してしまったのはアンジョルラスさんでしたねw

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アーロン・トヴェイトさんとおっしゃるらしい。
これから要・注目ですね。



そんなわけでレ・ミゼラブル。
また機会があれば観に行きたいと思っています。




映画『レ・ミゼラブル』公式HP↓
http://www.lesmiserables-movie.jp/
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[ 2013/02/22 23:22 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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