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世界に触れる

四谷の(信濃町の方が近いかな)
文学座という老舗劇団のワークショップに参加させていただきました。






文学座さんは日本でもよく知られている、日本を代表する劇団の一つです。

創立は1937年。
今年で77年目なんですね。
戦中から歴史があり、劇団俳優座さんや劇団民藝さんと並んで三大新劇団と称されています。

座員は江守徹さん、角野卓造さん、渡辺徹さんと、大御所ばかり。
あと、スタジオジブリの声優さんは文学座さんの方が多くやっていらっしゃいます。


そんな老舗の劇団は一体どんなところかと思いきや…
ものすごくこじんまりとしたハコ!?で驚き。
こんな小さな?ところから、あの有名な役者さんたちが輩出されているとは…。





豪華絢爛!大ホールの大舞台に大掛かりなセットが売りのオペラ出身の私にとっては、
演劇のシンプルさにいつもビックリさせられます。


そうだ。
私、5,6年前によく芝居を見に行く機会があったんですが
(当時、身近に芝居をやってる方がいた関係で。)
そのたびに舞台のキャパの小ささと暗さ?とシンプルさに毎回驚いていたんだった!
どこへ行っても小さいし狭いし、
客席とめちゃくちゃ近いし…

幼いころからミュージカルばっかり観ていた私には、演劇はカルチャーショックなことばかりで、なんだか不思議な感じがしたのを…
未だに引きずっているかもしれません!!(笑)







今回のワークショップの講師は
ベテラン声優•俳優の坂口芳貞さん。(73歳)


モーガン•フリーマンやショーン•コネリーなどの大半の作品の吹き替えをしてらっしゃる方です。

モーガン•フリーマンといえば!
『ショーシャンクの空に』『ミリオンダラーベイビー』『最高の人生の見つけ方』など、
私にとっても心に残っている作品に出演しています。

特に『ショーシャンクの空に』は私も大好き!!
普段は字幕で観てしまう私ですが、これは日本語吹き替えバージョンと両方観ましたから、とても印象に残っています。

あの声をこんな渋い男性が演じていらっしゃったとは…!!!!

オドロキでした。




坂口さんのワークショップは、
全く知らない赤の他人同士でペアを作ること、
(こういうときにわりとグイグイ知らない人に話しかけられる私(笑))

それから、その二人で無茶な体勢をとってストレッチをすること、


などをやりました。
角野卓造さんや江守徹さんたちのような団員さんたちも同じようなストレッチを経験されているとのこと。
なんだかゾクゾクします!!!





2人組ペアを作るときに躊躇して、
なかなか初めの一歩を踏み出せない人っているんですよね。。。。


でも坂口さんは、
全く知らない赤の他人と触れ合うことを
『世界に触れる』と
壮大に表現されていました。


いえ、その通りだな~と思うのです。



新たな世界に触れる、
舞台というものはその連続の創作であり、
全く知らない人や知らないものとの出会いが積み重なって作られていく。


舞台だけではないですね。
それは実生活に置いても同じ。


私はきっと、新たな世界に触れて
新たな世界を知ることが大好きでたまらない人間なのだと思います。


だから、
日舞や茶道、フラメンコを習い始めたときも、
新たな世界の扉を開けたようでワクワクしました。
そのワクワクは今でも持続しています。


新しい場所へ行くのもそう、
見ず知らずの人に話しかけるのもそう、
新しいことを始めるときもそう、
新しい曲に出会って、ワクワクした気持ちで楽譜に向き合うときもそう…



世界に触れることで、
自分のこれまでの世界に新たな化学反応が起こり、
全く違う自分の世界になる。


まるで細胞分裂のように、
増えては大きくなるのを繰り返し、
これまでとは全く違う自分の世界を作り上げ、


そして私はそういうことがたまらなく好きなのだ!


と、実感しました。



また、無茶な体勢でのストレッチは
相手の顔が後ろにあって見えなかったり、
全体重を相手に預けなくてはいけなかったり、
身体まるごと乗せたり、
なんていう、
まるで人間知恵の輪のような難易度の高いものをやることになったのですが、


坂口さんはそれを





『信頼感でもって世界に触れる』



と、おっしゃいました。



本当にその通りですね。




全体重をあずけるときに、
相手を百パーセント信頼しないと
怖くなって身体が強張ってしまう。


それは、仕事でも演技でも演奏でも同じことですよね。




ストレッチを通して、
自分の後ろ側にいる相手のことは見えないけれど、
相手の息遣いを感じて
見えない相手のことを想像して意識をしていくこと。



そうして一つの物事を創り上げていくために
相手に配慮と思いやりの気持ちを抱くこと。



オペラのアンサンブルをするときも
芝居をするときもそうですし、
あとは普段の生活の中でも、
例えば人とのコミュニケーションもそのようなものですね!!



坂口さんのワークショップに触れ、
またお言葉に触れて
そのようなことを感じました。



坂口さんは、やはり舞台が好きで好きでたまらなくて、
気付けば70超えていた、みたいなのが伝わってくるお方。


余計な先入観とか屁理屈とかを抜きにして、
純粋にお好きなんだと思います。



そういうクリエイティブな生き方をしている方のお話はとても刺激的!!
オペラ研修所に通っているときはそういう方ばかりが周りにいて、
毎日感性がめまぐるしく目覚めていたかのような感覚があったのですが…


最近はとても楽しいけれど、
そういう創造性のある生活にはちょっと欠けてるかな。。。
なんて、少しザンネンに思います。



さてさて。
ストレッチのあとは、



よく飲み会などでもやりますが(笑)
自己紹介ゲーム
(これもまた初めて出会った人とペアになり、一分間話したあとに、相手を皆さんに紹介するというゲーム)や、
その初めてお会いする相手に愛情を表現する、という意味で、
新聞紙を丸めたもので思いきり相手のアタマを殴る、ということをやりました(笑)



意表を突かれました(笑)




斬新すぎて、ワクワクしました(笑)



でも、世界に触れるって、
きっとこういうこと。



世界を知るって、
大きなことではなく、
小さな発見と出会いの連続なのだと思います。

そして、中にはそれをいちいち抵抗したり、
拒否反応が出たりする人もいる中で、
何事もワクワクしながら楽しんで出来る自分は、得な性格なのかもと改めて思ったり(笑)



ちなみに、
どの劇団に行っても声楽を学んでいても、
どの道でも必ず言われるのは



『素晴らしい才能というものは、
すごい素質を持っているとかよりも、
まずは素直な性格』


とのこと。


言われたことは、
よーし!やってみよう!!と
素直に純粋にやってくれる性格。
ダメ出しを素直に聞ける性格、
なんだそうです。



とてもよく分かる気がします。



ダメ出しを素直に受け入れられるかどうかは別にして、
よーし!やってみよう!!は、
昔から自分の特性だと思っているので、


これまた得な性格だなと自画自賛をしたりするのでした(笑)

わはは。





その後は、
同じ文学座さんの団員、
フレッシュプリキュアやスタジオジブリのコクリコ坂に出演されている若手俳優の植田真介さんのお話を聞いたり、






その後は場所を移動し、
別のプロダクションさんの舞台稽古を見学。


『ハムレット』を観ました。




ハムレットは何度も観たり読んだりしている作品です。
中学生の頃に真田広之演じるハムレットと松たか子演じるオフィーリアの舞台を観に行ったこともあるし、
高校時代は英語科だったので、あの有名なハムレットのTo be or not to be...
からの文章を原文のまま暗記させられたので未だに言えるし(笑)
トマのオペラで観たこともあるし、
本も読んだこともありますが…


シェイクスピアの作品の中でもなかなか重々しく、薄暗く、
当時はさっぱり共感ができませんでした。


今ならなんとなーく、分かることができるかな。


それでも好きじゃないけど。(笑)



やっぱり文豪ならイギリスのシェイクスピアではなく、
ドイツのゲーテ派、なんですよね!!!






だけど、
やっぱり世界名作と言われるものに触れたり、
創造の舞台の世界って大好きだな。
仕事をクリエイティブしていくのもとても楽しくて大好きだけれど、
それ以上に好きなのは自分自身が何か素晴らしいものに触れて何かを感じたり吸収する瞬間!


これからもそういうことにたくさん関わり続けていけたらいいな!!








…最後に。






窓から見渡した東京の街並みです。
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[ 2013/08/24 23:59 ] お稽古など | TB(0) | CM(0)

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