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LOVE展

もう9月1日で終わってしまったけれど、
六本木ヒルズの森美術館にて2シーズンぐらいまたいで開催していた『LOVE展』に行ってきたときのことを書こうと思います。

















私の大好きなシャガール、ダリ、マグリット、草間弥生、岡本太郎、合田誠…などなどから


今回の大本命の一つ!シャガールの作品。↑
シャガールはファンタジックで楽しい気持ちになるのです。


あまり詳しくはない葛飾北斎や喜多川歌麻呂、初音ミクまで、


様々な愛の形が展示されていました。



ヒルズの入り口から早速草間弥生の水玉ワールド。











今年何回目だろう??
もう既に飽きたでしょ??(笑)
という感じですけど、やっぱりテンション上がります!


そしていきなり気になったのは、
ロバート•インディアナの有名な作品『LOVE』のモニュメントとデザイン画。






これは新宿にあるオブジェですっかりお馴染みなので、
(昔、好きなバンドがここで写真撮ってて、私も高校時代にわざわざ撮りに行ったのだ!これがアートだと知ったのは随分あとの話~。)






そこから結構なボリュームで、
あれ?森美術館ってこんなに広くて長かったっけ???
ってぐらい、次から次へと濃厚で脂ギッシュな作品の展示が続くわ続くわ。


いっぱいのメッセージがたくさんあったけれど、胃もたれしちゃってこちらの受信量がもう限界(笑)

一言で言うとめちゃくちゃ楽しかった!!!




けれど、
私の求めている、ドイツ歌曲や素晴らしい演奏に出会ったときのような、
高尚で高貴さに魂の震える、
そういう芸術観は微塵もなかったね。



まぁ、現代アートには毒々しさとかある種低俗さとか破壊的なものを求めて観にいく節があるし、
そういうのも好きだったりするのでいいんですけど、



これが本当に真実の愛だと思っているのなら
薄っぺらい気がしたし、
毒々しさとか不快感すら残る、渇いた愛だなと思いました。
(そういう不快感すら楽しんでたりもするけど。)


何か残るか?と言われたら、
別に何の愛も残らないし、
私は上っ面な部分しか感知できなかった。


そして、もっと違う神々しいまでの神聖なものを愛だと感じてやまない私は、やはり古典的な西洋芸術から入った人間だと思う。



だいたいLOVE展だなんてテーマがデカすぎるんだよーう!!!!



でもね、だからダメとは言わない。
そういう物凄くジャンクなものも、
何度も言うけど、楽しかったんですー。


たくさん作品があって、なかなか語り尽くせないので簡単に思いつきで感想を。

浅田政志さんの『家族』をテーマに
色んなコスプレをしている作品は、
もはやアートというより年賀状でこんなん届いたら笑えるよね、
うちも真似しよーっていうツッコミの入るレベル。(笑)



あと印象に残っているのは折元立身さんの『アートママ』








介護もアートだ!
ということで、アルツハイマーの母親を介護しながら、日常を表現したいと作品を発表し続けてる折元さん。


私がこの人の作品に出会ったのはずいぶん前。
今回が初めてではないんです。
このアートママもパン人間も知っている‥けれど、いつどこで出会ったんだっけな??

学生時代??
美大で学芸員の資格の勉強をしていた頃??
それとも社会人になってからだっけなー。


そんなことを考えていたら、
この人の作品が頭から離れなくなっちゃった。



でもね、芸風は結構嫌いなんです(笑)
お母さんへの扱いがひど過ぎて。
これが愛だって感じる方もいるかもしれないし、お母さんへ愛情を持って接しているかもしれないし、
この方のコラムを読むと、お母さんも有名になって喜んでいるみたいだけれど、
ベートーベンの音楽に合わせて髪の毛をグチャグチャして、苦痛の顔を浮かべるお母さんと息子の距離感とか接触感は、
見ていて気持ちのいい愛ではないし、敬いの心とか尊敬とかを感じられないんですよー。痛々しくて。

敬老の日に敬老会でおじいちゃんおばあちゃんに見せたとしたら、
きっと喜ばしくないと思う‥。



‥とはいえ、心に残ってしまう作品でした。




あとは、中東の荒れ果てた地で無表情な顔を浮かべる家族の写真やら、
ゴスロリやらスプリットタンやら顔中ピアスだらけのすごい写真やら
(こういうの大好きな教え子たちいる!!)
全身裸でぶっ飛んでる、ドラッグやらセクシャルマイノリティ、同性愛をテーマにしたような壊れた写真はまるで映画『トレインスポッティング』を観たあとのような気分になったし、
葛飾北斎や喜多川歌麻呂たちの浮世絵の春画は衝撃でした。


でもね、
愛を通り越して気持ち悪さしか残らなかったですね。


幸い、2人で観ていたので笑い飛ばし、突っ込みまくって鑑賞できたので、楽しかったですけど。



刺激を求める自分にはある意味では良い展覧会でした。


最後に待ち受けていたのは、
やはり草間弥生ワールド。










やっぱりイリュージョン!
この世界には毎度毎度ワクワクさせられます!!

単純に、綺麗です。



しかし、人がごった返していて、草間弥生さんの詩の朗読が全く聞き取れませんでした…(笑)




『恋とは落ちてしまうもの』。

なにこの突き放してる感(笑)


『恋とは』ときたら連想するものは、オペラ『フィガロの結婚』のケルビーノの、『恋とはどんなものかしら』でしょーよ。


あの詩も壁に書かれていたら良かったのに!!!



妙に冷静で哲学ちっくな愛の格言ばかりが壁に展示されていて、
オペラや歌曲の世界で描かれる愛の方が、時に憎悪に変わったとしても、
よっぽど温かくてロマンチックだな!
なんて思ったりしたのでした。






ほんとに、温度の感じられない愛の数々。

受け取る側の私の問題だったかしら?(笑)

それでも、色々と考えさせられる展覧会でした。
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[ 2013/09/08 23:26 ] アート | TB(0) | CM(0)

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