上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。







スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

軽井沢よ 永遠に~今日の午前は古城なる小諸のほとり~



4日目の午前中は軽井沢の郊外に足を伸ばして

小諸へ行ってきました。





小諸•懐古園





軽井沢から車で30~40分ほど。雰囲気は爽やかな避暑地から一転して
一気に古風な城下町へ。







小諸へは18年前に家族と祖父母と来たことがあります。この懐古園も2度目。

祖父がずっと昔に(40年近く前かな?)ここで単身赴任していたことがあるからと、

うちの親が18年前に連れてきてあげたのです。



全くよく分からなかったけれど(子供でしたし。)島崎藤村ゆかりの地であるということは
よくわかりました。うちの弟達なんて小さかったので、もっと分からなかったでしょう。
小学校教師30年で、私が物心がついたときもまだ現役だった祖母に色々教えてもらいながら
この地を巡った思い出です。

かの有名な藤村の『古城なる小諸のほとり』は18年前にこの地で知りました。




まさかもう2度と来るとは思っていなかったのに、また来ることになるとは。









島崎藤村記念館。





『千曲川旅情の詩』より【古城なる小諸のほとり】







入るつもり全くなかったけど、ふと入ってみて本当によかった。
藤村さんの作品、これと日本歌曲の『椰子の実』しか知らなかったけど、
この人がどれだけ素敵な言葉を使い
素敵な思考を言葉でもって世の中に生み出していたひとなのか、よく分かったから。
感動さえおぼえるほどだった。







たとえば。









『誰でもが太陽で有りえる。私たちの急務はただただ眼の前の太陽を
追いかけることではなくて 自分らの内部に高く太陽を掲げることだ』


『生命は力なり 力は声なり 新しき言葉はすなわち新しき生命なり』


『ユウモアのない1日は、極めて寂しい1日である』


『もっと自分を新鮮に そして簡素にすることはないか』


『弱いのが決して恥ではない その弱さに徹し得ないのが恥だ』


『心を起こそうと思えばまず身を起こせ』


『血につながるふるさと 心につながるふるさと 言葉につながるふるさと』


『さいしょ自分は今日に行き詰まっているばかりでなく、出発そのものから行き詰まっていた
でも、歩いて出るたびに道が開けた 地に触れるたびに活き返った』


『この世を辞するときはできるだけしずかに辞したい そのときはあらゆるものを感謝していきたい
死もまた感謝したい』





などなど。



言葉がその人自身を形作ると思ってます。
藤村さんはこんなに何事にも前向きで強い方だったのですね。
心が太陽のような明るい方向へ向いている。そしてユーモアもあったらしい。


藤村さんは最期の言葉が『涼しい風だね』
だったのだそう。
簡素が永遠のテーマだった彼にとって、これ以上ない言葉じゃないでしょうか。





そう思うと、最期の言葉って大切ですよね。
どんな言葉を発して、肉体を離れるのだろう。
最上級に感動的か最上級に笑える言葉がいいな。
そのために今を生き抜いてるのかもしれないですね。




綺麗な言葉、力のある言葉に出会うととても嬉しい!!
途端に島崎藤村さんも大好きになる!!











昭和55年までここで草笛を吹くことで有名だった名物•草笛おじさん!?
母も祖父も何度も実際に見たと言っていました。
今ではこの装置のボタンを押すと、当時の草笛の音があたり一帯に響き渡ります。
曲は『古城なる小諸のほとり』。

柔らかくてかすれた音が、なぜか私にまで懐かしさを呼び起こしました。








18年前にここの屋根付近にメッセージを書いた覚えがあります。(良い子はマネをしてはいけません!!)
何を書いたか覚えていませんが、確かめようと思ったところ、
すべて新しく綺麗に塗り替えられており、なくなっていました。この石も覚えてる!!



゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.: ゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:









小諸なる古城のほとり

雲白く遊子(ゆうし)悲しむ

緑なすはこべは萌えず

若草も籍(し)くによしなし

しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)

日に溶けて淡雪流る



あたゝかき光はあれど

野に満つる香(かおり)も知らず

浅くのみ春は霞みて

麦の色わずかに青し

旅人の群はいくつか

畠中の道を急ぎぬ



暮行けば浅間も見えず

歌哀し佐久の草笛(歌哀し)

千曲川いざよう波の

岸近き宿にのぼりつ

濁(にご)り酒濁れる飲みて

草枕しばし慰む



島崎藤村

゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.: ゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:



日本歌曲『古城なる小諸のほとり』


歌にもなっています。




18年前にも見かけた寅さんミュージアムです。あのときも入らなかったけど。
閉館になったんですね。入ってみたかった。あのときは渥美清さんが亡くなって半年。
テレビで『男はつらいよ』の特集をしまくってたので、私でも嫌でも知っていた。懐かしい。






ミュージアムをみた!




何年ぶりだろう!?記憶にないぐらい久しぶりにカエルを発見したり





非常に寂れた感じの動物園を通ったり



18年前、
しょぼーい!!もっとすごいジェットコースター乗りたいのにーーー!!と
ジェットコースター狂の私は不満爆発させながらも、
弟2人達は無邪気に遊んでいたり。懐かしいなぁ。

昭和の香りがぷんぷんする。


軽井沢から遠く離れてないのに、一歩足を運べばこんな世界が広がってる。
まさに栄枯盛衰のことはりをあらわす!?
でも風情があって、明治、大正、昭和の文豪達が好むのもわかります。
ここは完全に平成ではありませんでした。

桜や紅葉の季節もまた渋い風情を醸し出しているのでしょう。





お昼ご飯は有名なお蕎麦屋さん『草笛』にて。
うちの母も何度か通っているというこのお店。
クルミだれたーっぷりの『くるみそば』が名物です。



甘くてこうばしーいくるみがたまらない!!!(≧∇≦)
とっても美味しかったです。
くるみ大好きだったのでめいっぱい食べました。



そうして再び、軽井沢へと向かうのでした。。。



道中、浅間山がとってもとっても綺麗でした。



つづく♪




スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://chatotone.blog.fc2.com/tb.php/1548-de691a27