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横浜トリエンナーレ

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小学校2年生のとき、遠足で横浜美術館に見学に行ったときの
感動と衝撃は、今でもはっきりと覚えている。



昭和が終わり、平成の時代へと突入した頃。


幼少時代の私は、時代が前へ前へと進んでいくこと、
よく分からない科学とアートの圧倒的なパワーで街が彩られていくことを肌で感じていた。




横浜の鶴見川沿いで生まれ育った私。

時代は、まだまだ昭和の香りを漂わせていた。
黒電話・リモコンのないブラウン管テレビ・三輪車に補助輪なしの自転車。
アップライトピアノと、じゃりんこ道。
お父さんとお母さんと、弟。公園と友達。
幼かった私の身の周りの世界は、そんなアナログで平和なもので埋め尽くされていた。




しかし、週末になると家族でふらっと隣町に連れて行かれ、
そこにはいつでも、胸をワクワク躍らせる光景が、いつでも当たり前のように広がっていた。
近未来都市みなとみらい21が着々と完成に向かおうとしている頃の桜木町。



89年の横浜博覧会。動く歩道。ベイブリッジ。モダンな駅前の彫刻たち。




幼い私たち姉弟にとって、隣町の桜木町は、いつでもアミューズメントパークのような場所だった。
ディズニーランドに行ったときのような、そんな真新しさと刺激をもらえる。
いつも新しい時代の空気・色・気配をそこで感じとっていたように思う。


私の幼少時代は思い返せば、いつも古風でアナログなものと、斬新さとアートが隣り合わせにあった。





横浜美術館に小2で連れていかれたときは「おもしろい!!!」という感動しか残っていない。
多分、これが人生初めての美術館体験、だったように思う。
だけど、難しいだなんてみじんも思わなかった。

現代アート。
それは科学館の面白い実験やテーマパークのアトラクションに触れたときのような感覚と、
まるで素敵なドレスを身にまとったときのような、奇抜で色鮮やかなカラーに包まれた感覚で
私の五感を満たしてくれた。



あのあと、週末になると家族に「横浜美術館に行きたい行きたい!!!!」とだだをこねてお願いし、
まだベビーカーだった末っ子の弟を引き連れて家族で美術館めぐりに付き合ってもらい、
そしてよく、未完成だったみなとみらい21や外人墓地、中華街、山下公園、横浜スタジアム、ベイブリッジのあたりを家族でドライブしたものである。



私が現代アートに未だ魅了される理由には、
このような幼少時代の未知なるものへの得体の知れないワクワク感をフラッシュバックさせるからではないかと思う。



そんな我が思い出の故郷・横浜で、横浜トリエンナーレ2011が行われていた。


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横浜トリエンナーレは2001年、2005年、2008年にも行われており、
昨年は私の第二の故郷であり、
現在実家のある名古屋でもあいちトリエンナーレが行われたばかり。



あいちトリエンナーレも参加したが、人がまったくいない平日で閑散としており、
長者町繊維街がアートの街であると無理やりこじつけられても、
なんといったって桜木町で幼心にアートの芽を植え付けた私にとっては??
なんだかいまいち。。。。。垢ぬけない印象???
パッとしない感じで終わった。w



…そんなわけで。



今回の横浜トリエンナーレのコンセプトはずばりMAGIC!!!
既存の観念を打ち壊し、魔法的な観点から世界を見渡したときのヴィジョンの豊かさがテーマとなっている。


一昔前?の社会へ向けた問題提示、風刺的なコンセプトはあまり伝わってこず、
どちらかというと、空間や明るさ、色彩、形式を自由自在に使って、
各々の深層心理、潜在意識に投げかけてくるファンタジックなものが多い。



…とは言っても、私が子供のころに感じたようなドキドキワクワク感や斬新さはあまり感じなかった。


単に、自分の感性が年をとって鈍ったせいか、
経験値が上がって時代が発展したせいか、
あまりにも色々なものを見すぎてきたせいか。



横浜美術館
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私の幼少時代の思い出の場所である横浜美術館前にて☆ かわいい♪


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↑オノ・ヨーコの作品。オノヨーコから電話がかかってくるかもしれない!?




モダンアート。
それは私たちを時空を超え、既成概念をぶっ壊し、非日常的で夢のような世界へと私たちをいざなう。



私は、その魔法にかけられたような感覚に酔いしれ、
「うわぁ!!!すごい!!!」という興奮と快感で自分を満たしたいがために、
つまらない日常をぶっ壊したいがために、アートの世界のラビリンスに迷いこむことを好むのであるとおもう。



…それにしても。
最近は「ああああ!!!すごい!!!!」という感覚を昔ほど味わえてないかな。


スマホ・ipad・今やデジタルの社会の中でオーガニックを夢中で求める時代。
万博・テーマパーク・テレビゲーム・音楽配信・・・・


時代が進化しすぎて、心が感動を呼び起こさなくなっていることに、つまらなさを感じる。


がつんとひっくり返してみたい。こんな生活を。







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[ 2011/10/26 16:38 ] アート | TB(0) | CM(0)

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