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愛とはどんなものかしら?



世の中には色んな愛のカタチがあると思うんだけど、




何が本当の愛で
どんな愛が理想的で、
それでいて自分が今現在、どういう愛を愛するひとに体現しているかって、
意外とみんな自分たちのことが見えていなかったりするよね。



愛を注いでいるつもりが、
単なる自分の自己満だったり、
単なる自分にとっての居心地のいい場所だったり、
単なる独占欲や嫉妬心だったり、
ただの甘えだったり、恋に恋してるだけだったり、
自分に酔っているだけだったり、


ときには
愛情を注いでいるはずが自分の気持ちを
相手に押し付けているだけだったり
相手にとっては愛情が重たすぎて苦痛になっていたり、




果たしてこれのどれが本当の愛なのか、
もしくは全てこれらは愛であるのか、
それとも全て愛を取り違えた別物なのか、
よく分からなくなってきてしまう。




愛ってなんだろう?ってよくよく考えてみると
煙に巻かれた実態のないもの。




そして、ときに愛情が憎悪や狂気に変わるなんてことも
世間一般にはよくあるお話だし。





みなさんは、愛とはどんなものですか?と聞かれたら、
答えることはできますか???

どのようなことをしたら、愛する人を大事にできて、
愛を存分に表現できていることになるのでしょうか????




・・・これってすごくシンプルだけど、難しいことだなぁと
常々実感する。





ここでただひとつハッキリとしていることは、



私は愛情の表現の仕方が下手くそだということだ(笑)




そりゃあね、
本当の愛とはなんだとか、どういうものだとか、
これまでの色んな経験値(出逢いやら芸術に触れたり文学に触れたり)から
理屈では理解してるよ。
でもね、恋愛なんて頭でするもんじゃないしね。
知識ばかりため込んで頭でっかちになってしまって、
「こうあるべき」なんて言いふらしたり、それもまたよくあること。
でも、机上の学術論で「恋愛」を語られても何の説得力も持たない。


「私は(オレは)ちゃんと相手に愛を注いでるし、いい恋愛してるよ」と
堂々と言い切れるひとに限って、
あたしは絶対信頼できなかったりする。w




それ、押し付けになってない?
自己満になってない????
自分の都合になってない????
愛してるなんて軽々しく口にしていいの???
その言葉に、責任負える????
相手が悲しんでたり残念がってたら、あなたは自分を犠牲にしてまで
相手のために、できるわけ?????




あたしは、恐ろしくて言えない。
だって自分には愛や思いやりが足りてないのが分かるから。
自分勝手で自分本意な人間だって自覚してるから。



軽々しく断言できる人間に限って、
軽薄だったりご都合主義だったり、実は自分ではやってるつもりでも、
有言不実行なのを周りに見透かされていたりするよね。
まぁ、こんなに平和な日本で生きてて大した経験もしてないなら、
しゃーないか。戦時中に命をかけて・・・みたいな経験、ないもんね。




愛ってさ、どんなに与えても与えても足りなくて、
これでいいのかな?これで見合うのかな?って思うほどに膨大で、
謙虚な心がおのずと生まれてくるようなものだと思うの。
それでいて、与えても与えても減らなくて、
相手の歓びや幸せが自分の歓びで・・・みたいなさ。


だから、絶対に「謙虚な心」って本来の愛には付き物なんだろうなって
思う。





人生、色々経験してそれを身につけられたら素晴らしいんだけど、
残念ながら人生には限りがありますので経験にも限界がある。
だから私は本を読んだり舞台や映画や芸術で、他の人生をめいっぱい
生きて冒険することを喜びとしている。





それらは、自分の人生だけでは経験できない様々な人生の宝庫だ。
また、自分の日々の生活に行き詰ったときに、
どう進むかという手がかりがそこには示されている。







・・・特に、オペラを勉強していると
そこには色んな愛のカタチがぎっしりと詰まっていて、
ハッと考えさせられる。







・・・例えば。




あたしは毎回
この歌を歌っているとあまりの美しさに涙が出てしまうのだけれど、


私の今歌っている、リヒャルト・シュトラウスのドイツオペラ
『薔薇の騎士』の最後の3重唱の終幕。



http://www.youtube.com/watch?v=BFjFXbhil5Y&feature=related


『あのひとを正しい愛し方で愛そうと思っていた・・・
他の誰かを愛しても それでも愛そうと思ってた』





うーん・・・。何度聴いても美しいし切ない。。。。。




これは、Aさん(熟女)が、
Bくんという、うーんと年下の恋人がいたのだけれど、
最初は超ラブラブだったにも関わらず、

そのうちBくんはCちゃんという若くて可愛い女の子に出逢い、
そっちに気持ちがいってしまい、

それを察したAさんは、
若い二人の幸せを祈って、自ら静かに身を引いてしまう、
というお話。。。。。



・・・むしろ、こじれかけてゴチャゴチャになったBくんとCちゃんを、
Aさんは自分は何事もなかったかのように振る舞い、
二人がうまくいくように修復、仲裁を促して、、、、

(そのシーンの混沌とした音楽がワルツにのってとっても美しいんだけど
めちゃくちゃ難しいのだ。)

コレ↓
http://www.youtube.com/watch?v=J_duXgeB1OQ
Aさん『今日か明日か明後日か・・・私はずっと覚悟をしていたわ。
愛しい彼が私のそばを離れてしまうのを・・・』




そして、
Aさんが最初の台詞をつぶやいて身を引く、という展開。




うわぁ~~~~Aさんいい女や泣き顔ハート達(複数ハート)
できた女よのぅ・・・。
あたしはこういう凛とした、潔い女性になりたい。
女の腐ったようなやつや、女を武器にしたような卑怯な人間には
成り下がりたくない。




・・・なーんて思いつつ、





結局最後には、若い二人が結ばれちゃう、という結末。




http://www.youtube.com/watch?v=6PyM-9ihoDM&feature=related

B&C『君だけを感じている 君だけを。僕らは離れない。
ほかのことは全て夢のように消えていく!』




・・・おいおい!!!!!


確かにさー
この二重唱も超絶に美しく綺麗で大好きだよ?
だけどさ、もーっとなんかあるだろ!!!おいBよ!!!!!!




なんで男っちゅーもんは解らんのだ。
人間的に成熟した女よりも、まだまだぴちぴちに若くてアオイ、
可愛い女の子のほうにいってしまう。

(だってこのCちゃんだって「あっち言って!」「私のことなんて
忘れて!」「私のことなんて好きじゃないのよ!」ってさっきの3重唱
のときにずっと拗ねてほざいてるんだぜ?めんどくさいよなー)



それって・・・なんなんだろーか。(遠い目)
ほら、私たちだってずっと若さを武器にしてやってこれたけどさ
(←だいたいこの三角関係・・・身に覚えがあるもんw オバンと年下の
彼と自分、みたいなさw こんな美しい展開になるどころか昼ドラを
地でいってしまったけど・・・)
時なんて移ろいゆくものじゃない?老いには誰も勝てないさー。



そういうときに周りの男性たちが内面を見る目もないバカばっかりだったら、
心底腹が立つ!!!!!!!!!!!




・・・とか言いつつ、あたしは男役なので、
このオペラの中では
真ん中のBくんの役を歌ってるわけだけど
(←この動画の男役のアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが
あまりにも凛々しくてかっこよくて思わずときめいてしまったw)


そうなると、そういう馬鹿馬鹿しい男心も理解せざるを得ないのだ。



BくんはAさんの人間的な素晴らしさに触れて
心の底から感動し、感謝し、やるせない想いと申し訳なさで
いっぱいになる。ひどいことをしたのかもしれない、自分は最低だ、と
一生Aさんに頭があがらない状態になりつつも、
本能は止められない。Aさんの目の前でCちゃんに
猛烈アタックをするという自分勝手な行動に出て、結ばれる。





・・・だけど、誰が悪くて誰が正しい、ということはここにはないんだな。
ここに描かれている愛は、すべて三人三様の愛で、感謝の心で、
憎悪も何もない。だからこそどうにも出来ないことに、涙をそそるんだね。




昨日、師匠や友達と飲んでて恋愛の話になり

「恋愛ごっこで楽しくて一緒にいるうちはいいけどさ、
その先を考えたときに自分たち同士ではどうにも出来ない問題も
出てくる。家柄とか職業とか、お互いの夢とか人生観とか。
それを全て考えたときに、相手の夢を叶えるために自分では力不足だと
感じたりすることがある。そのときに相手の本当の幸せを願って
身を引く。それこそが本当の愛だよ。」


・・・と師匠に言われて、ちょっと考えてしまった。
そうだよねー。解ってるんだよ。
なんかそこから深く語ってしまってさ、(←内容はここでは伏せるが。)
アンタには思いやりがないとか、私だったら自分を犠牲にしてまで
相手に全力を尽くすもん、むしろ犠牲どころかそれが喜びだもん、
とか言われ、ちょっと考えてしまったなー。


んで、私の師匠はイタリア留学時代に日本の彼と婚約して
遠距離してたんだけど、師匠が先に留学してるうちに、気付けば
自分もよく知ってる後輩と彼が浮気してたんだってさ。


そして師匠は非常に深く悲しんだと思うんだけど、
後輩を自分みたいに悲しませないように、一緒にそばにいるように、
ちゃんと後輩と結婚して責任を取ることを約束にお別れし、
その残酷な彼と後輩のためにイタリア留学のお世話を全てしてあげたんだってさ。んで、自ら身を引いたと。



・・・なんなんだその彼は。
こんないい女を捨ててどうする、と、私なら思うけど。



世の中そーんなもんなんかなーっ。
師匠は、まぁそうやってかっこつけてドラマみたいなことしてると、
結果寂しい自分になるわよ、とか言ってたけど、
師匠はそんな凛とした男気溢れた生き様がそのまま歌にも生き方にも
現れているので、私もこうなりたい、と尊敬しているんだな。



・・・あんたにゃまだまだその念や潔さが弱い、といわれたけどねw


・・・うーん。
献身的な愛、美しい愛、
それを貫こうと思うならば、相手のためにここまで出来る。。。か。
じゃあ、今私がしていることって一体なんなのだろう、とふと
考えてしまう。




・・・しかし。


世の中には愛が憎悪に変わってストーカーに豹変するというケースも
少なくない。


あの甘さや快感が忘れられなくて、どんどん狂い堕ちて行く。
誰かを恨み、相手を恨み、狂気と化して、愛していたはずが、
誰かを傷付ける結果に・・・。まるで悪いクスリみたい。




こちらも私の大好きな二重唱。めちゃくちゃ綺麗なの↓
http://www.youtube.com/watch?v=NNdL6fDabOY&feature=related
イタリアオペラ【カヴァレリア・ルスティカーナ】より。



『ねぇお願い、まだここにいて!それじゃあ私を捨てるというの?
私がこんなに泣いて頼んでいるのよ。それをこんな風に追っ払えるの?
・・・見てるがいいわ!!!呪ってやる!!!!』


男に浮気された女が(しかもW不倫)、
男に捨てられそうになり、
みっともなくすがりついて、
泣きついて、だけど男にあしらわれて、
女の想いは憎悪へと代わり、浮気相手の旦那にチクって、
グルになり、最後は浮気相手の旦那に自分の愛する男を殺してもらう、


という、この甘美で美しい音楽からは想像もつかないほど
トチ狂ったとんでもない物語。


殺される直前に流れる間奏曲は有名だけれど、
びっくりするほど静寂で綺麗。これは一体何を示しているのだろうか。。。

http://www.youtube.com/watch?v=jDVFaheqQAg






あと、究極なのはフランスオペラ【カルメン】ね。

http://www.youtube.com/watch?v=7fL3HtDWO3g


魔性の女に引っ掛かった男が、
クソマジメ一筋で親思いの堅気だったにも関わらず、
仕事を脱走し、盗賊になり、親を(ある意味捨て)
人殺しをし・・・と、どんどん堕ちていく。(←原作より。)


そして、自分の人生を台無しにした女を恨み、憎しみ、
それでも止められない恋。


ついには、いつもの軽いノリで他の男に恋をした女を、
最後は自分の手で殺してしまうという、完全にストーカー的お話。
恋が人生を狂わす麻薬となる・・・の典型的パターンですね。



・・・わたくし、今このオペラも歌ってるんですけど。
残念ながら、カルメンが他の男に「いつ振り向いてくれるの?」と
聞かれた際に、

「明日かな、明後日かな。よく分からないけど、
今日ではないことは確かよ。」と答える台詞は、
どーでもいいひとをあしらう際によく使わせてもらってるwwww 
だははー。


恋は気ままな野の鳥のよう、というのも、ちょっと分かる。
だーーーーー!!!!ダメじゃーん。
根は「薔薇の騎士」のAさん(元帥夫人)なんだけどね。



これは完全にお互いが自分本意な愛情だよね。
美しい愛のカタチは伝わってはこない。
だけどこのオペラって
実は男(ホセ)のフィルターを通して描かれているから、
ホセの気持ちはよく伝わってくるんだけど、
女(カルメン)の本当の気持ちって全然描かれてなかったりするんだ。

お客さんとして観ていた頃よりも、
自分が実際に歌ってみて、それがすごくよく分かった。


カルメンが完全なる悪女で、ホセが被害者、みたいな図式になってるけど、
それは男側の目線だからね。
カルメンは本心では何を考えていたんだろうか。
よく、言動どおりに振る舞い悪女を演じているカルメンの舞台を
目にするけど、それって全然カルメンに魅力がない。
魔女みたいでドロドロしてて怖い。
そんな女がたくさんの男を魅了するか?って思う。


・・・ま、このフィナーレの音楽もめちゃくちゃ切なくて、
特にホセが

「カルメン、最後のお願いだ。もう一度やり直そうよ。
思い出してくれ。俺たちの愛を。」


・・と懇願するときのメロディなんて、一瞬なんだけどこのオペラの中でも
最も美しいんじゃないだろうかと思うぐらいで、
超切なくて涙を誘うんだけど、
(←あとはホセの花の歌やミカエラとの二重唱も美しいけどね♪)



・・・んもう、これって完全に愛ではなくて「執着」だよね。



愛と執着を取り違えると、ひどい目に遭う。



カップル同士傷付け合ったり、
ストーカー事件や世間でよくあるカップルの殺人事件なんて
みーんなこれだ。




・・・自分は今、どうなんだろうか。
そしてどちらの愛が自分のお好みなんだろうか。




・・・よく考えてみるといいかもしれない。






・・・トータル的に見てみると、
ドイツオペラやドイツ歌曲なんかは献身的な愛や精神美、なんかが
やっぱり多く描かれている気がするし、
イタリアやフランスなどのラテン民族は、破滅的な愛や肉欲的なものが
嗜好、みたいな感じがするな。
日本の演歌なんて完全にすがる愛だしね。
だから嫌いなのかもしれない。演歌は。
・・・だけど、日本人のDNAに組み込まれている要素だったりするので、
私もかつてよく演歌っぽいと言われたし、日本人のオペラを聴くと
演歌にしか聞こえなくて気持ち悪くなったりする舞台もある。



やっぱり心を磨くって大切なことだね~~~。
愛に対する考え方って行動や表現に現れてくるから、本当に大切。


ドイツ歌曲の中には、ハッとするような美しい、壮大な
メッセージや愛のカタチがとても描かれているし、
フランスオペラなどには、その甘美さに思わず足元すくわれて
周りが見えなくなる、みたいな破壊的なものが隠されていたりする。



今週末のコンサートではぜひそれを考察してみたいと思い、
とびきりの歌たちを準備中♪



・・・あとね、クリスマスだということで、
ただ単に賛美歌を歌ったり、クリスマスソングを歌ったり、
クリスチャンでもないのにワケも分からずそのときだけ祝福したり、
というナンセンスなことはやめて、


そのクリスマスの日に生まれたという、イエス・キリストが
愛についてどのように語ったのか。


私はこの方のその言葉が人生で一番好きな言葉です。
自分もそうでありたいと願うし、
世界中の人がこういう生き方をすれば、
きっと世の中はもっと素敵になっていくのに・・・。


・・・そのことについて語りたいと思います。


・・・つっても、この2年ぐらいの日記に、ある時期私が散々書きまくってた
格言なんだがな。


しかし、これが芸術の根本だと思うし、
人々の愛の原点だと思う。


私はクリスチャンでもなんでもないので第三者的な視点からしか
書けないのですが(ゆえに語弊があったらごめんなさい)
イエスキリストは、混沌としていたユダヤ教世界の中で、
精神の自由と愛を唱えたがために、処刑された方なので。


とても愛深い方なんですよね♪



・・・だからこそ、クリスマスってとても素敵なことに
気付ける日なんじゃないかって思うんですよね♪





・・・さて、愛とはどのようなものか?
そろそろご自分なりの持論を断言できるでしょうか?????





イエスキリストの言葉をここに書いてしまうと、
コンサートでの楽しみがなくなってしまうので(笑)
最後に、とあるひとの言葉をここに書き残して締めたい、と思います。
きっついお酒と脂っこい料理を散々飲み食いしたあとのシメの
お茶漬けだと思ってご覧下さい。









「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて 気がつけばそこにあるもの」
By Mr.Children 【名もなき詩】



・・・ほんとかよーーーーー!!!!!!
散々語っといて、これ???



愛とはどんなものかしら?
ますます、分からなくなりましたあせあせ
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[ 2010/12/16 14:21 ] コラム | TB(0) | CM(0)

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